- Maehara wrote:
- そもそも、人々は何を求めて日本書庫に参加・閲覧するのか?
全ての議論はまずここから始まります。
そして、恐らくここから始まるべきです。
しかし、編集者は何を求め、何を思い、日本書庫に参加するのか全くわかりません。
日本書庫の同様のプロジェクトといえば、wikipediaやwikipediaがローカル発展した洋ゲーゲームの攻略wikiを日本語化するプロジェクトくらいでしょうか?
彼らは恐らく、編集作業には興味がなく、「自分の好きなもの他人にもすきになって欲しい。」か、「所属コミュニティで高評価を受けたい」というところでしょう。
日本書庫でそれを実現することは出来るでしょうか?
「ゴンギツネが好きだから、ゴンギツネをもっと世界中の人に読んでほしい!」と思い、わざわざ日本書庫で翻訳する人がいるでしょうか?世界中を探せばいるでしょうが、「その人が日本書庫に出会い」→「日本書庫に興味を持ち」→「日本書庫でゴンギツネを翻訳することを思いつき」→「実行する」可能性は低いです。
例えば、世界に1千万人ゴンギツネを翻訳したい人のうち、100人が日本書庫に出会ったら、「興味を持つ」の段階で5割に減り、「思いつく」段階で1割に減り、「実行する」段階では、1厘(1人)になってしまうでしょう。
そのため、各段階で脱落する人数の割合を減らしていくことがまず重要になります。
また、日本書庫と出会う確率も重要になります。
そのために、彼らが何を望んでいるかをより詳しく知る必要があるのです。